ぶらんこや地べたに俺に空が青い
葭の角幾たび生まれかわつても
釈然としない病も春菊も
嗅ぎあててみよ胎生の春泥を
後悔や行く処なき春の水
古傷をつつつくあそび春の雨
芽柳は大気に頭突つこんで
ゆつくりとうたふともだちはるのくも
つちふるやいつかぼくらもそこへゆく
馬の子を圧し潰さんと空青し
つばめ飛ぶことばにできぬ衝動を
今年の春はめんどくさいことに巻き込まれて毎日ああでもないこうでもないと巻き込まれた仲間たちと右往左往しているうちに終わってしまった。ようやく晩春のステージまでクリアしたが次は初夏のステージが待っている。昔から敵というものは懲りない、諦めない、反省しないものである。(まあしかしこの生活にも慣れた。なるようにしかならんし。)
俳句は適当に並べてみたが、俳句ポストに出した句と自分のツイッタで勝手に囀った句の間には、水と油のような「混ざらない感」があるなあ(と今更ながら思う)。題詠苦手ということもあるのだが、それにしても…… 余所行きの句はやめようと決めたはずなんだが。
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