2011年12月22日木曜日

(googleで「寒晴」を検索したら2頁目の一番上にこのブログが出てきた。googleの検索結果は、他所からどれくらいリンクされているかとかそういう、いわばネット世間での被引用度みたいなものを基準にして表示順位を決めていると聞いたことがある。そうであれば、いくらなんでも、開設したばかりで本人以外は誰もしらないようなページがそんなに上に来るのはおかしいのではないかと思う。ここで文句を言っても仕方ないのであるが。)

冬の鵙決して大人を信じるな


電飾を巻かれて寒し冬木立


冬の空高圧鉄塔刺さりをり


冬帽子寒き宇宙のどまんなか


冬木に手あてれば冬の木になれる

(1,2年前に俳句のようなものを書き始めた頃、とにかく季語をいれて、とにかく定型に言葉を詰めこんで、それでなにか面白いものができないかと思っていた。しかし定型の使いこなし方を知っているわけではないし、そもそも季語をいろいろ知っているわけでもないので、とりあえず「冬」である。あと「冬なんとか」にすればいいだろうとか。われながら、どうかと思う。)

落ちて直ぐ湿る白布や冬の庭 永田耕衣

歩くのみの冬蠅ナイフあれば甜め 西東三鬼

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