2013年6月24日月曜日

夏木立



影うごき海底めきぬ夏木立

誰かゐる気配すれども夏木立

さて雨の音してやがて夏木立




高い木というのは突然生えてきたりはしないもので、立派な木立は年がら年中、立派な木立である。しかし、夏木立といわれれば、ああそうだ木立の存在感がやっぱり夏やね、とか思う。単細胞と言ふなら言へ、というところ。
(しかも、そういうときに脳裏に浮かぶのは日頃の生活圏内の木立ではなくて、なぜか時間的、空間的に離れた遠くの木立であったりする。単細胞生物独得の、記憶の美化作用とでもいうものが働いているに違いない。)






杉を見てまたまぼろしの水を打つ 飯島晴子


5 件のコメント:

  1. くろやぎさんのジャケットで一句の金魚売りの句が好きです。

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  2. たかこさん、ありがとうございます。
    あそこのコメント欄があんな楽しいことになっているとは知りませんでした。
    大阪北摂出身の黒田利博君という男がいてですね、学生時代からバンドやっていてジョン・ビー・チョッパーという名前でベース弾いてます。それと似た名前の人のレコードだなあ、と。

    あ、遅くなりましたが、お孫さんがお誕生になったとのこと、おめでとうございます。(砂女さんのところで知りました。)

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  3. 私、露結さんはツイッターをしている時から注目している俳人の方なので
    HPはお気に入りに入っています。
    ネット上で、俳句の活動をされていてそれに参加するのは面白いなあと思います。

    ツイッターをやめてからは近づかないようにしてたんですけど・・・。

    考えてみたら、去年の夏蜜柑も最初は露結さんと何人かの方の
    やり取りから始まったと記憶しています。

    「100年俳句計画」という月刊誌があります。この俳誌は最初組長が一人ですべて作っていたんだそうですが、時を経て雑詠の選者が、二か月前から新しい方に変わりました。関悦史さんと坂西敦子さんと加根兼光さんです。
    それと自由律のきむらけんじさんとかが参加されています。

    私は、ほとんど組長が選をしている時にもこの雑誌の雑詠には投句していませんでした。

    今回、新しくなったコーナーにマイマイさんと言う方の詰め俳句計画と言うのがあってクイズみたいなのでそれだけはムキになって、季語を考えてはいます。

    二句俳句があって、季語の部分が抜けてありその二つに入る季語を考えます。

    楽しそうな事にはとりあえず参加してみると言うのがこのところの心構えかなあ。

    孫、女子でした。
    小さいです。片手で抱っこできます。
    孫俳句は作るもんかと思っていましたが、孫と言う漢字を使わなければいいかなあと作ってしまった。おまけに問う投句までして節操のないことこの上ないです(^^♪

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  4. 問う→消しゴムでケシケシ

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  5. お孫さんのこと(名前とか、、、)についていろいろ「問う俳句」かと思ってしまいました。節操なくすなんて、なんともうらやましい。

    山田露結さんは前にツイッターしてた頃はフォローしてました。面白い方ですよね。俳句も。

    わたくしはというと最近ちょっと仕事その他が溜まり気味で俳句もあまり作れません。一句一遊の難しい季語は全然むりだし、俳句ポストも遅れ気味です。季語じゃない言葉が兼題になっているほうが向いているような気がしてきました。レコードジャケットを見て作るのは楽しい気がします。また参加しようっと。

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