2012年12月28日金曜日

にんじん


  にんじん

かみさまはきらいにんじんならばすき

にんじんをくへばちきゅうはまるくなる

にんじんはおどつてゐるよくらのなか

にんじんをくふべしなみだながせるよ


  人 参

朝鮮の妻や引くらむ葉人参 其角

人参を食へば地球は丸くなる

人参は踊つてゐるよ倉の中

人参を並べておけば分かるなり 鴇田智哉


  
人 参

人参をきれいに洗ひ死の話 清水径子

人参を食ふべし涙流せるよ

神様は嫌ひ人参ならば好き

人参の絵がぬれてゐる種袋 阿部菁女



2012年11月7日水曜日

失せ物

そういへばブログをやつてゐたはづだとおもひ、ひらかうとしたがパスワードをわすれてゐる。ぜつく。すつたもんだのあげくやうやくひらけた。書くこともないが、何か書いてみる。







3分考えたが書くことを思いつかない。カップヌードル以下の頭である。仕方ないので、ツイッターで書いた句を並べてみることにする。


をみなごらみなめをとぢていへのなか

だれにしやうかなかみさまのいふとほり

うつくしいやみさへあればそこでまて


ほんとうは連作で百句くらいのまとまったものを作りたいと思っている。すこしづつズレていく短編小説の連作みたいな感じ。しかし、なかなか始動しない。


蝶飛べば蝶だと思ふのは何故か

ハロウィーン失せ物欄に見しわが名

十二月此処より北は死者の國

2012年8月20日月曜日

季節が「立つ」というのは陽光の問題じゃないかな、という気がしてきた。そうだとすれば地域差、個人差はあまりないかもしれない。気候の違う土地でも黄道は共通だから。それに対して、このへんまでが夏、その先は秋っていう季節の境目は 地域によって違うし人にもよる、と。